結論から言うと、スポーツ観戦のチャージ料に、全国共通の相場はありません。
公開されている店舗の情報を見ても、チャージの有無や金額は店ごとに大きく違います。
チャージ料の相場を示す統計は見当たらない
公開されている情報の範囲では、スポーツ観戦のチャージ料について、一律の相場を示す公的な統計は見当たりませんでした。
そのため、この記事では金額を決める考え方を中心にまとめます。
公開されている店舗に見られる3つの設定
店舗の公開ページを見ると、観戦の料金の取り方はおおむね3つに分かれます。
観戦にチャージを付けず、通常のメニューの売上で回収する形です。新規のお客様が入りやすい反面、満席の日は回転が課題になります。
掲載時点で、観戦の予約客に2,000円分の飲食チケットを購入してもらう設定をしているスポーツバーがありました。席を押さえる代わりに、一定の利用を前提とする形です。
掲載時点で、料理つきの飲み放題を3時間以上で2,500円(税抜)からとしている例がありました。時間と金額を決めることで、会計が分かりやすくなります。
いずれも掲載時点の一例で、現在の金額や条件は変わっている可能性があります。
店の条件から金額を考える
金額を決めるときは、周りの店の価格よりも、自店の費用と席の条件から逆算するほうが説明しやすくなります。
- 1回の観戦で使う席の数と、滞在時間
- 月のコンテンツ契約の費用を、観戦イベントの開催回数で割った負担額
- その負担額を、見込みの来店人数で割った1人あたりの金額
たとえば、月の契約費用が10万円、観戦イベントが月10回、1回の来店が20人と見込むなら、1人あたりの負担額は500円です。
これは計算の考え方を示す例であり、実際の契約費用は見積もりで確認してください。
契約費用の見方は飲食店がDAZNを契約する費用の考え方とDAZN for BUSINESS料金の仕組みをご覧ください。
チャージ料を決めるときの注意
チャージ料は、お客様とのトラブルになりやすい項目です。
- 料金は、入店前に分かる形で表示する(税込の総額が分かる表記にする)
- 予約時に金額と条件を伝え、キャンセルの扱いも決めておく
- ビッグマッチの日だけにするのか、通常の営業日にも設定するのかを決める
契約を店舗向けにしておくことが前提
料金を取って観戦を提供する場合は、個人契約のDAZNではなく、店舗向けの契約を使うことが前提です。
個人契約は私的な視聴を前提としており、店舗での利用は規約上の想定外にあたる可能性があります。
考え方はお店でDAZN個人契約はバレる?とDAZN商用利用の罰金リスクと正規契約のコストで整理しています。
よくある質問
Q. チャージ料の相場はいくらですか?
A. 公開されている情報の範囲では、全国共通の相場を示す統計は見当たりませんでした。自店の契約費用と席の条件から、考え方に沿って決めることをおすすめします。
Q. チャージ料を取らない店は多いですか?
A. チャージを付けず、ドリンクと料理の売上で回収する店舗の例があります。割合のデータは確認できませんでした。
Q. 観戦の日だけチャージ料を設定してもよいですか?
A. ビッグマッチの日だけ設定する運用は考えられます。その場合も、料金は入店前に分かる形で表示してください。
観戦の提供を有料にする場合は、店舗向けの契約を整えてから進めてください。


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